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「コールアンドレスポンス」を実施するライブイベントにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のために講じられる各種措置に係る政府指針との適合及び科学的有用性の検証について

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1 はじめに

2019年に発生した新型コロナウイルス感染症により、2020年以降日本国内における各種活動については大きな制約を受けることとなった。

その中でもライブイベントについては新型コロナウイルス感染症の感染経路の検証が進んでいなかった2020年初期においてライブハウスでのクラスターが世間の耳目を集めたこともあり、特に厳しい制約が長きにわたってなされることとなった。

その結果、ライブイベントの多くで行われていた演者と観客の掛け合いであるコール‐アンド‐レスポンスについては新型コロナウイルス感染症の感染予防対策に重要なウイルスの飛散の防止の観点から姿を消した。

2022年においてはライブイベントにおける技術実証の実施や各種科学的エビデンスの蓄積により各種規制の緩和がなされているものの、まだそれが十分に浸透しているとは言えない状態である。

そこで本記事においてはコールアンドレスポンスを実施するライブイベントの開催における新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のための各種措置について、2022年4月21日現在における状況に基づき、その政府指針との適合及び科学的有用性の観点から検証を行うものである。

なお、より具体的な検証を実施するために、本記事におけるライブイベントについてはアイドルグループ『真っ白なキャンバス』が2022年7月9日に河口湖ステラシアターにてコールアンドレスポンスを解禁して開催する「真っ白なキャンバス フリーライブ2022夏」(以下、「白キャンライブ」という。)における各種措置を実例として取り上げ、検証を行っている。

2 新型コロナウイルス感染症に関する基本的事項

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はSARSコロナウイルス2 (SARS-CoV-2) がヒトに感染することによって発症する気道感染症である。

その感染経路は主として①エアロゾル感染②飛沫感染③接触感染であるとされている。

SARS-CoV-2は、感染者の鼻や口から放出される感染性ウイルスを含む粒子に、感受性者が曝露されることで感染する。その経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、③ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること(接触感染)、である。

国立感染症研究所「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について」https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/11053-covid19-78.html(2022年3月28日)

その感染が起こりやすい環境条件について広く一般に言われているのが、「3つの密」と呼ばれる概念である。

密閉:換気の悪い閉じられた環境
密集:狭い空間に多くの人が集まっている環境
密接:お互いの距離が近く、特に会話をしている環境

そして感染防止については、この「3つの蜜」を回避すると共に、「マスクの着用」、「手洗い」、「換気」の基本的な感染対策の徹底が要請されている。

(1) 基本的な感染対策の徹底

本格的な感染再拡大を阻止しながら社会経済活動を取り戻していくため、改めて、マスクの着用、手指消毒、換気、3密の回避といった基本的な感染対策の徹底をお願いします。歓迎会や旅行など外出の機会が増える季節においても、飲食店は感染対策のとられた店舗を選んでいただき、移動先では感染リスクの高い行動を控えてください。特に高齢者を始め、重症化リスクの高い方と会う機会がある方は御注意ください。

内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策 「感染の再拡大防止に係る対応について」https://corona.go.jp/emergency/(2022年4月20日)

3 イベントの開催制限に関する指針について

現在におけるライブイベントの開催制限に関する指針については、令和4年3月17日 付け内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室長 事務連絡「基本的対処方針に基づくイベントの開催制限、 施設の使用制限等に係る留意事項等について」(以下、「政府方針」という。)により定められている。

また、それを受けて業界団体である一般社団法人コンサートプロモーターズ協会が「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン 」(以下、「ガイドライン」と言う。)を定めている。

4 開催条件について

政府方針による開催条件について、通常時においては感染防止安全計画策定と策定なしの場合の2通りとなる。ただし、都道府県知事の判断により、緊急事態措置区域、重点措置区域域と同様の制限を適用することも可能となっている。

(1)感染防止安全計画策定の場合
感染防止安全計画を策定し、都道府県による確認を受けた場合、 人数上限10,000人かつ収容率の上限を100%。
全員検査を実施した場合には、人数上限を収容定員までとすることが可能。ただし「大声なし」の担保が前提。

<大声の具体例> 観客間の大声・長時間の会話、スポーツイベントにおいて、反復・継続的に行われる応援歌の合唱

令和4年3月17日 付け内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室長 事務連絡「基本的対処方針に基づくイベントの開催制限、 施設の使用制限等に係る留意事項等について」

※なお、本記事における「コール‐アンド‐レスポンス」については、政府指針における大声に該当するものとして取り扱う。

(2)それ以外の場合
人数上限5,000人かつ収容率の上限を50%又は100%(大声なし)。
なお、この場合、都道府県が定める様式に基づく感染防止策等を記載したチェックリストをイベント主催者等が作成・HP等で公表し、イベント主催者等は、当該チェックリストをイベント終了日より1年間保管する必要がある。

5 各種規制の緩和に向けた事例について

令和3年9⽉9⽇付け 新型コロナウイルス感染症対策本部「ワクチン接種が進む中における⽇常⽣活回復に向けた考え⽅」を踏まえ、イベント等においてワクチン接種証明+または検査結果陰性確認(ワクチン/検査)、⼊場者リストの作成、新技術による3C(3密)や2L(⼤声・⻑時間)の回避、換気などを組み合わせた技術実証を⾏い、各技術の実効性等を検証する「ワクチン・検査パッケージ」に関する技術実証が実施されている。

2021年11⽉16⽇付け技術実証事務局「ワクチン・検査パッケージに関する技術実証中間報告」
https://corona.go.jp/package/assets/pdf/vaccine-package_chuukan.pdf

技術実証の実施されたケースとして下記の3つのライブの事例を紹介する。なお、この技術実証についてはライブイベントのみではなく、各種スポーツイベントや遊園地等の人の集まりやすい遊興施設においても幅広く実施されている。

(1)2021年12月11日及び12日に日本ガイシ スポーツプラザ ガイシホールで開催された『Hey! Say! JUMP Fab! -Arena speaks.-』ではのべ3万2千人が来場し、政府および愛知県による「ワクチン・検査パッケージ」により、観客のマスク着用率、ソーシャルディスタンス、会場内二酸化炭素濃度および会場内の歓声などを評価する技術実証が実施された。

読売新聞オンライン「「Hey!Say!JUMP」名古屋公演、定員いっぱいで…ワクチン・検査パッケージの実証実験」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211013-OYT1T50154/
(2021/10/13)

(2)2021年11月8日に熊本・熊本城ホールで開かれた矢沢永吉のコンサートEIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2021「I’m back!! ~ROCKは止まらない~」にて政府の「ワクチン・検査パッケージ」に関する技術実証が実施され、通常枠の約1,500席に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種者やPCR検査の陰性者に限定したチケットが500席追加で販売された。

矢沢栄吉公式サイト「11月8日(月)熊本城ホール公演 追加チケット[S席&A席]抽選受付について」 https://www.eikichiyazawa.com/news/detail/393

(3)2021年10月23日に千葉・幕張メッセで開かれた『L’Arc~en~Ciel 30th L’Anniversary TOUR』では、販売済の1万席に加えて、ワクチン接種証明やPCR検査での陰性証明、抗原検査での陰性証明のいずれかを有する人を対象に5,000席が追加販売された。

朝日新聞デジタル「ラルクのライブで制限緩和の実証実験 スポーツ以外のイベントで初」
https://www.asahi.com/articles/ASPBR677ZPBRUCVL003.html
(2021年10月23日)

6 具体的措置(白キャンライブにおける対策の検証)

本記事で具体的検証のために取り上げる白キャンライブにおいては、2022年4月17日の発表時において下記の6点の対策が新型コロナウイルス感染症 感染拡大防止への取り組みとして挙げられている。


本項においてはそれらの具体的内容に関する政府方針との適合及びその科学的有用性について検証を行う。

(1)マスクの着用
2022年現在においてアメリカ・イギリスなどの諸外国においてはワクチン接種率の上昇に伴いマスクの着用義務が撤廃されるケースも出てきている。

しかしながら、マスクの着用でSARS-CoV-2による死亡者数が減ることは、各種事例からも明らかである。

Nature ダイジェスト Vol. 18 No. 7 「マスク着用義務の解除について、科学の視点で考えてみる」(2021年5月27日)

マスクによる感染予防効果については、図1のようにマスクを正しくつけることにより多くのエアロゾルの透過を防ぐことができることが分かっており。マスクの着用により、「うつさない」「うつらない」感染対策を徹底することができる。

図1 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室 「Covid19 AI シミュレーションプロジェクト」AIアドバイザリーボード P4 https://corona.go.jp/prevention/pdf/advisory_houkoku_20211001.pdf(2021年9月15日)

また、マスク着用に伴う素材違いの影響について、通気性能とマスク捕集性能の関係は図2のようにウレタンマスク、布マスク、不織布マスク、N95マスクの順で透過防止効果が高くなっている。


市場への流通状況及び費用対効果を考慮すると、感染予防には不織布マスクを使用するのが効果的と言える。

図2 理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠 2020年11月26日 記者勉強会 発表資料 「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」P9
https://www.r-ccs.riken.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/20201126tsubokura.pdf (2020年11月26日)

(2)換気の徹底
ウイルスの侵入を抑制するためにはマスクの着用に加えて換気を行い、周囲に存在するウイルスを含むエアロゾルを減らすことが重要である。

会場の換気については政府方針においては下記の基準を満たすこととなっている。

法令を遵守した空調設備の設置による常時換気又はこまめな換気(1時間に2回以上・1回に5分間以上)の徹底*室温が下がらない範囲での常時窓開けも可。屋外開催は上記と同程度の換気効果と想定。

換気の効果については2021年(令和3年)に本格稼働し、スーパーコンピュータ性能ランキングで世界1位を獲得している「富岳」による「新型コロナウイルスの飛沫拡散実験」の多目的ホールの換気についてシミュレーションが公表されている(図3)。

これによると、仮想的にホール内の換気が汚染された状態で機械換気を開始すると、客席については数分で清浄化するという結果が得られている。

図3 理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」2020年8月24日 記者勉強会 発表資料 P28
https://www.r-ccs.riken.jp/outreach/formedia/200824Tsubokura (2020年8月24日 )

なお、本検証の想定である白キャンライブが行われる河口湖ステラシアターについては可動屋根付きの野外音楽堂となっており、屋根の解放時についてはシミュレーション以上の換気量となることが推測される。

(3)来場者間の密集回避
政府方針における来場者間の密集回避については、収容定員が設定されていない場合、大声ありのイベント、十分な人と人との間隔(できるだけ2m、最低1m)を確保することが示されている。

密集回避の効果については内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室 Covid19 AI シミュレーションプロジェクトにおいて検証されており、スタジアムにて無風の条件で検証した結果が図4であり、マスクを着用し、席の間隔をあけた場合、その感染確率は低下することが示されている。

図4 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室 Covid19 AI シミュレーションプロジェクト 理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠 「イベント時の飛沫・エアロゾル感染リスク評価」P7 https://www.covid19-ai.jp/ja-jp/presentation/2021_rq2_infection_prevention_simulation/articles/article214/  (2021年12月20日) 

また、感染リスクについては理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」2022年2月2日記者勉強会 発表資料において「15分間しゃべっている感染者と対面した時の感染リスク」について検証した結果が下図5であり、それによるとこちらについてもマスクを着用し、席の間隔をあけた場合、その感染確率は低下することが示されている。

理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠 「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」2022年2月2日記者勉強会 発表資料P7
https://www.r-ccs.riken.jp/wp/wp-content/uploads/2022/02/220202tsubokura.pdf(2022年2月2日)


白キャンライブにおいては下記の条件が提示されており、必要十分な対策がなされていると言えよう。

収容率の上限を50%以下とし、座席の間隔を前後左右1席ずつ空けます。

また、入退場時の密集を回避するための措置を講じます。

真っ白なキャンバス公式サイト「初の野外ワンマンライブ『真っ白なキャンバス フリーライブ2022夏』開催!」https://shirokyan.com/news/1266/(2022年4月17日)

(4)手洗い、消毒の徹底

手洗い、消毒の効果については厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)」にて下記のように示されている。

白キャンライブにおいては現状においてはその具体的対策は明示されていないものの、「手洗い、手指の消毒の徹底にご協力いただきます。」との記載があり、通常時の開催において実施されている手指消毒等の措置は実施されるものと推測される。

1.手洗い

手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません。

2.アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)

手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。

厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html

(5)飲食の制限

飲食の制限に関しては政府方針では下記のように示されている。

飲食を伴う又は飲食が可能であるイベントについては、感染者が飲食した場合の周辺への感染リスクを高める可能性があることから、引き続き、飲食専用エリア以外(例:観客席等)においては自粛を求めることとする。

ただし、発声が無いことを前提に、飲食時以外のマスク着用担保や、マスクを外す時間を短くするため飲食時間を短縮する等の対策ができる環境においてはこの限りではない。

内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室長 事務連絡「基本的対処方針に基づくイベントの開催制限、 施設の使用制限等に係る留意事項等について」https://corona.go.jp/package/assets/pdf/jimurenraku_seigen_20220317.pdf(2022年3月17日)

白キャンライブにおいては「水分補給以外の飲食は禁止とさせていただきます。」とあり、飲食等に伴うマスクを外す時間については最低限のものとなると思われる。

また、水分補給についてはノンアルコール飲料のみとされており、酩酊状態により各種措置が疎かにならないような行動管理対策が講じられることがアナウンスされていることから、十分な対策が行われていると考える。

(6)参加者の管理・把握

白キャンライブにおいては下記の条件が示されている。

現行におけるライブの実施に際しては全員に入場時の検温が課されており、水際対策が講じらている。

また、参加者の情報及び連絡先の把握についてはチケットの購入と紐づけられているほか、必要に応じて観客に連絡先の提出が求められており、こちらについても感染者の発生時における追跡に係る対策が講じられていると言えよう。

入場時、検温を実施いたします。

また、主催者が参加者の情報および連絡先を管理させていただきます。

真っ白なキャンバス公式サイト「初の野外ワンマンライブ『真っ白なキャンバス フリーライブ2022夏』開催!」https://shirokyan.com/news/1266/(2022年4月17日)

7 おわりに

本記事においてはアイドルグループ「真っ白なキャンバス」が2022年7月9日に河口湖ステラシアターにて開催する「真っ白なキャンバス フリーライブ2022夏」における措置を実例として取り上げ検証を行った。

当該ライブについてはコールアンドレスポンスの解禁がアナウンスされているものの、それ以外については通常開催されているライブイベントと同等の措置が行われており、政府方針にて求められている対策については十分に講じられていることが分かった。

また、政府方針については科学的な有効性を十分以上に発揮させるクリアランスがとられており、加えて業界のガイドラインについては政府方針を補完し、演者側の行動規制なども盛り込まれた厳しいものとなっている。

ここ最近においてライブイベントについて大規模なクラスターが発生していないのは、こういった厳しい基準が適正に適用されている効果であると思われる。

本記事で取り上げたコールアンドレスポンス等に代表される大声の有無については、サッカーや野球等のスポーツイベントにおいては解禁されつつあり、政府指針による対策が講じられた状況下においてはクラスターが発生していないことから、ライブイベントにおいても同様であると考えられる。

しかしながら、アイドルのライブイベントにおいてコールアンドレスポンスが解禁されている事例はあまりなく、実施に際してはよりいっそう慎重にならざるを得ないであろう。

今回、検証にて取り上げた白キャンライブについては、政府方針において必要な事項をクリアしていることはもちろん、実施会場がライブハウスよりも換気能力の優れた野外音楽堂であること、また会場の構造が段差になっていることから、客席の間隔が通常の平面時よりも確保できる等、政府指針よりも感染予防対策上において良好な環境となっている。

あわせて実施会場の河口湖ステラシアターの収容人員が約3000人であり、収容率が50%に設定されることから感染防止安全計画の策定は政府方針に従えば不要であるが、本ライブにおいてはより感染予防対策を万全とするために計画を策定し、各種機関と調整を行っているところも評価したいところである。

上記の事から、アイドルにおけるライブイベントにおいて長らく行われていなかったコールアンドレスポンスの解禁の試行的な要素も併せ持つ当該ライブが行われる条件としては最適であると言える。

コロナ過においてその活動が停滞しつつあるライブアイドル業界において、コールアンドレスポンスの復活は悲願となっており、本ライブの結果によってはこれからのライブの形態が大きく変わる可能性がある。

変異ウイルスの発生や感染者数の増加等による情勢の変化によっては、また必要とされる対策も変わってくることと思われるが、ライブアイドル界に一石を投じることとなった真っ白なキャンバスの今後の動向について注視していきたい。

引用一覧

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